美容外科の豊胸治療は近年目覚ましい進化を遂げ、その自然で美しい仕上がりには誰もがため息をつきます。日本の美容外科のドクターたちにおける美的感覚の鋭さについては、ぜひ言及しておく必要があるでしょう。戦後の経済成長期において、日本人のルックス観はかなり欧米寄りでした。誰もが彫りの深い「外人顔」に憧れ、美容外科のドクターに無理を言っていたものでした。バストについても、ただ大きければよい、というユーザーは数多くいたのです。
近年、我が国で美容外科に携わるドクターの多くは、完全にナチュラル志向にシフトしています。身の丈に合わない不自然なパーツを寄せ集めたような、ちぐはぐなルックス観から脱して、トータルバランスのとれた、自然で自分らしい健康美を目指す、というのがいまどきの美容外科におけるトレンドでありスタンダードなのです。
二重瞼や隆鼻術など、かなり積極的にルックスを改変するような治療においても、輪郭とのバランス、本人の個性との兼ね合いを重視し「その人が本来そうであったかのような」ルックスをナチュラルに仕上げてしまう、それが現代日本の美容外科なのです。そういう具合ですから、美容外科で治療を受けても、久しぶりに出会った友人や、親兄弟でさえ違和感を抱くことのない仕上がりというものが実現しているのです。これは今日までにずっと磨き上げられてきた、我が国の美容外科のドクターたちの優れた美的センスに拠るところ大であると言えるでしょう。
美容外科のそうしたトレンドによって成される豊胸は、まさにナチュラルの一言です。形の美しさは当然ですが、本人の身長や体格とのバランスが絶妙で、トータルで均整のとれたプロポーションとなるよう緻密に計算されているのです。時代は「巨乳から美乳」へと完全に移行しました。そうなると、ただ大きくするのではなく、形を整えたりバランスを整えたりするための豊胸というニーズが生まれてくるわけです。
美容外科のプチ整形にも豊胸のメニューがあって、これこそがそうしたニーズに即した治療だと言えるでしょう。大きなバストを見せびらかすための豊胸ではなく、たとえばドレスを美しく着こなすための豊胸というものがあっていいわけです。プチ整形なら、1サイズあるいは2サイズといった「微調整」に最適です。どこをどう膨らませるかは美容外科のドクターの、まさに絶妙のさじ加減なのです。
美容外科の参考情報 → 美容外科の進化と未来 - 美容外科は日本でこそ花開く